プロテインは体を鍛えている人が飲むものだと思い込んでいませんか?プロテインは体に必要なタンパク質を効率よく摂取できるものとして、健康維持や栄養補給の意味で飲む人も増えてきています。今回は、粉のプロテインが苦手な方におすすめの「タブレット」のプロテインについてご紹介します。
プロテインがおすすめな4つの理由
プロテインには、筋トレをしていなくてもおすすめしたい理由があります。その理由を以下の4つです。
爪や髪の毛の健康維持ができる
プロテインは、筋肉を大きくするために摂取するイメージがあるかもしれませんね。プロテインはタンパク質を多く含んでいますが、このタンパク質は髪の毛や爪、肌などの体をつくるために欠かせない栄養素です。
普段の食事で補いきれない分のタンパク質をプロテインで摂取するのは、健康維持のためにおすすめですよ。
体の中で生成されない成分が摂取できる
プロテインに含まれている「BCAA」とは、体の中でつくることができない必須アミノ酸であるバリン、イソロイシン、ロイシンの総称です。BCAAは、筋肉を使うときのエネルギー源になる成分で、継続的に摂取することで運動後の疲労感や筋肉痛が軽減されます。
また、運動したときに筋肉を動かすためのエネルギー源や、疲労感、筋肉痛を和らげる働きもしてくれる成分です。しかし、先述したようにBCAAは体の中でつくることができないため、食事やサプリメントで補う必要があります。
BCAAが含まれている食材は、牛肉、魚、大豆製品、乳製品です。食事で摂取するのは大変なため、プロテインで手軽に摂取することをおすすめします。
筋肉量をキープする
筋肉の量は、体の代謝や疲れにくい体をつくるために欠かせません。プロテインは、摂取することで筋肉量をキープし、落ちにくくしてくれます。
食事だけでは補えないタンパク質が摂れる
厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準」によると、1日に必要とするタンパク質の量は、成人男性が1日60g、成人女性は1日50gです。
食事でタンパク質を摂取することが理想ですが、糖質や脂肪を気にしながら食材を選ぶのは大変ですよね。1日に必要なタンパク質の量は、プロテインを利用しながら摂取することもできます。
プロテインタブレットのメリットとデメリット
様々な理由でプロテインがおすすめとお伝えしましたが、粉末のプロテインが苦手な方にはタブレットになったプロテインがおすすめです。
プロテインタブレットのメリット3つ
プロテインタブレットにはどのようなメリットがあるのか、詳しく知っていきましょう。
持ち運びしやすい
タブレットタイプのプロテインのメリットのひとつは、持ち運びしやすい点です。ピルケースなどに入れればかさばらないため荷物にならず、出張先やスポーツジムへも持っていけますよ。
また、パウダータイプのプロテインと比べ粒換算のため、飲む量が分かりやすいところも便利でしょう。
パウダーに比べて飲みやすい
2つ目のメリットは、パウダータイプのものに比べると飲みやすい点です。タブレットの場合は水で飲み込むものや噛んで食べるものなので、粉っぽさがありません。
手間がかからずすぐ飲める
パウダータイプのプロテインは、1回ずつ量を測り水か牛乳を加えてシェイカーを使ってドリンクを作ります。そして、飲み終わったらシェイカーを洗わなければなりません。
一方、タブレットタイプのものは、シェイカーは必要ありません。もちろん、洗い物もでませんので、手間がかからないです。
プロテインタブレットのデメリット3つ
次に、タブレット型のプロテインのデメリットについてご紹介します。
商品の種類が少ない
持ち運びに便利で手軽に飲むことができるタブレットタイプは、パウダータイプに比べると種類が少ないというデメリットがあります。市販されているプロテインを見ても、パウダータイプのものは数多い種類のものが並んでいるでしょう。
それに比べると、タブレットタイプはまだまだ種類が少ないため、選択肢が限られてしまいます。
パウダーに比べてタンパク質の含入量が少ない
タブレットタイプはパウダータイプと比べて、1粒あたりのタンパク質含有量が少ないです。そのため、パウダータイプと同じ量のタンパク質を摂るためには、タブレットを大量に摂らなければなりません。
商品によってタンパク質の含有量が異なりますが、パウダータイプと同じタンパク質の量を摂取しようとすると、タブレットは割高になってしまうでしょう。
吸収のスピードが遅い
タブレットタイプのプロテインは、効率よく摂取できる点では粉末タイプのものと同じです。しかし、粉末タイプのものと比べると体内で溶けにくいため、タンパク質の吸収スピードが遅い傾向があります。
プロテインタブレットのおすすめ5選
次に、おすすめのプロテインタブレットをご紹介します。
健康体力研究所【kentai】 100%SOYパワープロテインタブ
体づくりの基本となる9種類のアミノ酸すべてを配合している『kentai』のプロテインタブレットです。運動で失われがちな「ミネラル」と「ビタミン11種」を配合している点がおすすめポイントです。
摂取の目安は、1回10~20粒です。水などで手軽に摂取できるため、パウダータイプが苦手な方や思いついたときにすぐタンパク質を取りたい方に良いでしょう。
粉のプロテインがどうしても不味くて飲めないので、こちらのタブレットを購入してみました。味もあまりなく、甘くもなく、やっと続けられそうな商品に出会いました。
20粒飲むのも、普段からサプリメントなどを飲む私には特に問題なく、プロテインの粉を溶かした物をごくごく200ミリリットル飲むよりは全然良いです。
プロテインの粉を水や牛乳に溶かして飲むのが苦手な方におすすめします。
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健康体力研究所【kentai】 ウェイトダウン ソイプロテイン タブ ココア風味
引き締まった体づくりにおすすめなのが、こちらの商品です。タンパク質は、運動で筋力をつけたときに筋肉を維持して栄養面でもサポートします。
タンパク質のほかに、運動で失われがちなビタミン11種と、カルシウムや鉄、マグネシウムなどのミネラルを含みます。
初めて使用したタブレット型。手軽に飲めるので大変便利。なぜ今まで気づかなかったのだろうか。
いつも食後に利用しています。水でごくりと飲むので味わうことはありませんが、ココア風味で飲み込みやすいと思います。
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【幸せラボ】HMB POWER BOOST
「HMB」とは「β-ヒドロキシ-β-メチル酪酸」のことで、筋肉トレーニングをサポートする働きがあり、効果的に筋肉をつけたい人のためにおすすめです。
筋トレに時間を確保できない、少しの運動量で筋肉をつけたい場合にHMBが働き、効果を発揮してくれますよ。
1日15粒を目安に、水かぬるま湯で摂取します。しっかりトレーニングしている人はもちろん、トレーニングを始めたばかりの人にもおすすめのプロテインタブレットです。
先月から筋トレを始めているのですが、プロテインだけだと今ひとつ効果が満足できなかったので購入しました。錠剤タイプなので、プロテインと違いシェイカーで溶かしたり洗ったりといった手間がないのが助かります。
筋トレしている部位で効果が見えてきたので、このまま継続して使用してみようと思っています。引用:sygymjyさんの口コミ/Amazonカスタマーレビュー
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【ピィアイシィ・バイオ】大豆ペプチド・プロテイン バイオアスリートP3タブレット
出典:PIC-BIO
「畑の肉」と言われる大豆は、動物性タンパク質にひけをとらない栄養価の高さで知られています。『ピィアイシィ・バイオ』は、この大豆タンパク質を独自の技術を用いて、吸収効率を良くするためにペプチド化しました。
筋肉をつけるのはもちろん、体を「常に動ける状態」にすることを目的に、プロテインを取り入れてみませんか。
錠剤も小さくてとても飲みやすいです。これしか飲めません(kom*****さん)
引用:kom*****さんの口コミ/Yahooショッピング
【グリコ】エキストラ バーナー
運動で脂肪を燃やしたい、運動に集中したい人におすすめのプロテインタブレットです。運動をするときに必要な7種のビタミン、ガルシニアに含まれるハイドロキシクエン酸、アルギニン、ヒハツ抽出物、カフェインが配合されています。
1日の摂取目安は1日6粒です。水と一緒に摂取しましょう。
本日初めて使いました。
ランニングをして、走っている際には汗はいつも通りの感じで、このサプリメントを飲んだ感じの汗の出方はないなぁと思っていましたが、
後半になって汗が結構出てきて、シャワーを浴びた後も汗が収まることがなかったため、サプリメントの効果が出てきてるのかな、と思います。
その後も、夏の時期の暑さでの汗以上に発汗して、正直普段にない感じで気持ち悪い感じですが(笑)
しばらく使ってみて体の変化を見て行こうと思います。
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プロテインタブレットを飲むタイミング
プロテインは、目的によって飲むタイミングがあります。プロテインを摂取することで、どのような結果を期待するかによって、最適なタイミングがあるのです。十分な効果を得られるために、そのタイミングを知っておきましょう。
筋力アップしたい場合は運動後に摂取しよう
トレーニングで傷ついた筋繊維に栄養を補給するために、プロテインでタンパク質を補給しないと筋力アップしません。タンパク質不足のままにすると、筋肉が分解されてしまうからです。
筋肉をアップしたいとき、「運動後30分以内にタンパク質を摂取するべき」ということをよく耳にします。しかし、国際スポーツ栄養学会が2017年8月に、「トレーニングをしたあと、2時間以内であればいつでも良い」という研究結果を発表しました。
そのため、トレーニングをしたあとは2時間以内にプロテインを摂取すれば大丈夫です。
・研究結果:International society of sports nutrition position stand: nutrient timing.
・根拠論文:The effect of protein timing on muscle strength and hypertrophy
ウエイトアップしたいときは就寝前
筋肉を大きくするために必要な「成長ホルモン」は、睡眠中に分泌されます。就寝前の30分から1時間前にプロテインを摂取すると、このホルモンの働きを助けてウエイトアップにつながるでしょう。
栄養補給したいときは食後
普段の食事で1日に必要とするタンパク質量を摂取できれば理想的ですが、実際に食事で十分なタンパク質を摂るのは難しいです。
一般的に、1日の食事でタンパク質を多く摂取できるのは夕食ではないでしょうか。バランス良く食事でタンパク質を摂るために、朝食のときにプロテインを摂取すると良いでしょう。
手軽にプロテインを摂取できるタブレットを活用しよう
プロテインタブレットは、シェイカーを用意しなくても手軽に摂取できることで旅行先や出張先に持って行けて便利ですよね。ただ、メリットだけでなくパウダータイプのプロテインと比べると、体への吸収が遅いなどのデメリットもあります。
プロテインタブレットは、旅先で手軽にタンパク質を摂取したいときなど、シーンに合わせて使い分けるものとして取り入れると良いでしょう。筋力アップや栄養補給のために、手軽に栄養を摂取できるタブレットタイプを活用してみてくださいね。