テニスに必要不可欠なラケットは、グリップテープを巻くことでさらにパフォーマンスの向上に役立ちます。しかしいざ選ぶとなると、どのようなグリップテープを選べば良いのか迷ってしまいます。そこで今回はテニスラケットのグリップテープの選び方と、おすすめ商品20選を紹介していきます。
テニスのグリップテープを替えるメリットは?
テニスラケットのグリップテープを巻くメリットは、主に以下の3点にあります。
- 汗でグリップが滑りやすくなるのを防ぐ
- 握った際のフィット感を高めてしっかりとしたボールを打つ
- ボールを打つときの手への衝撃を和らげる
なお一度グリップテープを巻いてもプレーをする度に劣化していくため、定期的に替える必要があります。
常に高いフィット感を維持し、手への衝撃を和らげてケガを防止するという、いつでも快適にベストコンディションでテニスを楽しむことができる点にあります。
テニスのグリップテープの種類
アンダーグリップ
アンダーグリップは、テニスラケットに直に貼り付けるグリップテープで、別名「元グリップ」と呼ばれています。
またそのアンダーグリップは、手に伝わる振動を減らす効果がある「クッション系」と、ボールを打った際の感触が伝わりやすい打感を重視した「レザー系」の2種類に分けられます。
オーバーグリップ
オーバーグリップは、アンダーグリップの上から巻いて使うもので、アンダーグリップを保護する役割を担っています。なお、オーバーグリップには「ドライタイプ」と「ウェットタイプ」の2種類がありますよ。
テニスのグリップテープの選び方4ポイント
グリップテープの質感で選ぶ
先ほどオーバーグリップのところでも少し触れましたが、グリップテープにはウェットタイプとドライタイプという2種類の質感の違うテープが展開されています。
ウエットタイプ
ウエットタイプは日本でも特に人気が高いグリップテープで、握ると手のひらにしっかりと吸い付く感覚が伝わります。そのため、手が滑ることがなく、しっかりとボールを打つことができますよ。
これまで手が滑ってボールを打つ際にミスをしてしまった経験がある人や、握力に自信がなく、しっかりと握ることができなかった人、初心者にもおすすめです。
ドライタイプ
ドライタイプはその名のとおり、乾燥しており、握るとサラッとした感覚が特徴です。手の平に汗をかくと、その汗を吸収することでほど良くグリップ力が上がり、しっかりとしたボールを打つことができます。そのため、手の平に汗をかきやすい人におすすめです。
さらに、ボールの打感を直に感じやすいという特徴もあります。しかしその反面、握力のない人は打感に負けてしまい、しっかりとボールを打つことができない場合があるので、ある程度テニスの経験がある人におすすめのグリップテープと言えます。
グリップテープの表面加工の特徴で選ぶ
グリップテープには無地タイプや穴あきタイプ、凸凹タイプといった様々な加工を施したものが展開されています。以下では、それぞれについて解説していきます。
無地タイプ
無地タイプは真っ平で何の加工も施されていないグリップテープです。加工が施されていると気になってプレーに集中できないという人や、シンプルさを求める人にはおすすめですよ。
穴あきタイプ
穴あきタイプは、グリップテープに無数の穴が空いているため、通気性に優れ、汗をかいてもグリップ力が持続するという特徴があります。さらに若干の凹凸があるため、しっかりと握ることができる点でも人気があります。
手に汗をかきやすい人や、長時間プレーする人におすすめです。しかし、手に汗をあまりかかない人にとっては滑りやすいかもしれません。
凸凹タイプ
凸凹タイプは、グリップに凸凹の溝がある形状をしているため、非常に優れたグリップ力を発揮することで知られています。これまでプレー中に握りの位置がズレてしまうことで悩んでいたという人は、凸凹タイプのグリップテープを使うことで解決できますよ。
しかし凸凹タイプを使うことでグリップが太くなることがあるので、手が小さい女性は、グリップテープの厚さを確認し、もしグリップが太くなることで支障をきたす場合にはウェットタイプで無地のグリップテープを選びましょう。
素材で選ぶ
レザータイプ
レザータイプはクッション性が低いことから、ボールの感触をダイレクトに感じることができる点が特徴です。しっかりとした打感を追求したいという人におすすめのタイプですが、初心者の人には衝撃が強すぎると感じるかもしれません。
また、レザーは汗や水分に弱く、劣化が早いというデメリットがあります。
合成樹脂タイプ
合成樹脂タイプは一般的に使われている素材で、柔らかく、握り心地も優れているのでボールの衝撃を吸収してくれますよ。
テニス用グリップテープのおすすめ20選
【凸凹型ウェットタイプ】しっかり握りたい人向け
【ヨネックス】ウェットスーパーグリップ
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【ウィルソン】プロオーバーグリップ
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【ボウブランド】プログリップ
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【ウィルソン】CUSHION-AIRE CLASSIC CONTOUR
凸凹タイプのため、握ることを特に意識しなくてもラケットが手に引っかかり、非常に持ちやすいですよ。
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【ヨネックス】ウェットスーパーデコボコツイングリップ
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【穴あきドライタイプ】手に汗をかきやすい人におすすめ
【ヨネックス】ドライスーパーストロンググリップ
手に汗をたくさんかく人のみならず、誰もが汗をかきやすい夏の季節に、このテープで巻きなおす人も多くいます。
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【ホライズン】ストロングドライグリップテープ
【トーナグリップ】XLドライ
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【Mirai.2022】オーバーグリップドライタイプ
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【LUXILON】エリートドライ オーバーグリップ
通常のドライタイプは汗が染込んでからグリップ力を発揮しますが、この商品はシリコンが含まれているため通常のドライタイプよりも滑りません。
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【合成樹脂タイプ】初心者はクッション性のあるものがベスト
【ホライズン】リプレイスメントグリップテープ
【ヨネックス】リプレイスメントグリップカスタム
ボールを打ったときの打感を重視しており、グリップを細く保ち、しっかりとした握り心地を追求することができるので、手の小さな女性には特におすすめですよ。
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【スノワート】エアアタック
手に汗をかきやすい初心者にも、また夏場の手汗対策にもおすすめですよ。
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【ヨネックス】ウェットスーパーストロンググリップ
素材には合成樹脂を採用し、さらにエンボス加工を施しているので滑りにくく、初心者にも扱いやすいモデルです。
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【バボラ】VSグリップ
グリップサイズの握り具合は、巻く前とほぼ変わらず、手の平に吸い付くフィット感は優れたグリップ力の原点となっています。初心者から上級者まで幅広く活躍しますよ。
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【レザータイプ】しっかりとした打感を追求したい人に
【プリンス】カーフスキンレザー
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【ヨネックス】プレミアムグリップ アルティマムレザー
厚さは1.4mmと薄いので、グリップが太くなることもなく、いつもと変わらぬ太さを保ちながら優れた打感を実感できる点で、高い支持を得ています。フィット感、耐久性に優れた人気モデルです。
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【ウィルソン】リプレースメントグリッププレミアムレザー
またオーバーグリップを必要とせず、そのままで使用することができる点が特徴です。
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【ヘッド】リプレイスメントグリップ レザー・ツアー
レザーのため角が出るのでフィット感に優れ、グリップチェンジも非常に楽になり、バランスも安定するのでおすすめですよ。
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【ミズノ】シンセティックグリップレザー
レザーを採用することで打感を直に捉えることができ、角の出方がハッキリするので、面がわかりやすいという特徴があります。
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テニス用グリップテープの巻き方のポイントもチェック
グリップテープを巻くうえでのポイントは、均一に巻き、角度をつけ過ぎない点にあります。均一に巻くことでラケットの面のどこに当たっても、打った感触が均一になり、自在にボールを打ち返すことができるようになります。
また、角度をつけ過ぎるとシワになりやすくなるので注意しましょう。ムラなく、シワにならないように巻いていくことで、見た目もかっこよく、本来持っている実力を存分に発揮することができますよ。
グリップテープはテニスのパフォーマンス向上に効果的
グリップテープを選ぶうえでのポイントは、グリップ力に優れたものを選ぶことがあげられます。手に汗をかきやすいのでればドライタイプ、手に汗をかきにくいのであればウェットタイプが基本的におすすめです。
そして、初心者にはボールを打つ際の衝撃を吸収するタイプ、上級者には打感が直に伝わるタイプを選ぶと良いでしょう。自分にあったグリップテープは、パフォーマンスの向上に効果的ですよ。