『トレック』はアメリカ発の自転車メーカーで、クロスバイクをはじめとした多くの自転車を生み出しています。『トレック』のクロスバイクは機能性はもちろん、シーンに合ったラインナップやデザインも魅力的です。本記事では、『トレック』のおすすめクロスバイクや選び方をご紹介します。
【トレック】ってどんなメーカー?
まずは、『トレック』がどのような自転車メーカーなのかご紹介していきます。クロスバイク1台1台の魅力はもちろんですが、メーカーとしての魅力も豊富です。『トレック』の特徴を知って、クロスバイク選びの参考にしてみましょう。
アメリカ最大の自転車メーカー
『トレック』は、1975年にディック・バークとベビル・ホックによって始まった自転車メーカーです。旅や冒険をイメージさせる『トレック』というブランド名を付け、旅や冒険を楽しむことができる耐久性や品質を追い求め、多くの人気モデルを発表し続けてきました。
自転車メーカーのなかでも、家族経営を続けているのが大きな特徴です。創業当時に使用していた納屋で培った技術や自転車づくりの精神が、現在の自転車づくりにも受け継がれています。
『トレック』の自転車はサイクリングはもちろん、レースでも活躍を見せています。レーサーからの信頼も厚く、ツール・ド・フランスなどの大会の優勝車にもなるほどです。
普段使いの自転車としても、プロ仕様の自転車としても世界的なメーカーのひとつです。
クロスバイクをはじめとした幅広いラインナップ
『トレック』の自転車はクロスバイクだけに留まりません。ロードバイクやマウンテンバイクも開発・販売しています。
細かくカテゴリ分けされているのも特徴です。クロスカントリーやトレイル、グラベル、トライアスロンなど、フィールドに合わせて相棒を選べる幅広いラインナップとなっています。
女性モデルやキッズモデルも展開
自転車を多くの人に楽しんでもらえるように、女性モデルやキッズモデルも充実しています。女性モデルは、女性の体格にフィットするようにパーツや設計などにこだわっているのが特徴です。
キッズモデルには、速く遠くに行ける感動を味わって欲しい、感動から得る経験を大切にしてほしいという思いが込められています。
大人用のモデルに引けをとらないデザインや見た目だけでなく、補助輪をつけたモデルもあり、キッズの自転車デビューをサポートしてくれます。
【トレック】のクロスバイクの選び方
『トレック』のクロスバイクは、豊富なラインナップが展開されています。自分に合わない商品を選んでしまうとクロスバイクを楽しめないかもしれないので、ポイントをおさえたクロスバイク選びが大切です。
さっそく『トレック』のクロスバイクの選び方のポイントを見ていきましょう。
利用シーンで選ぶ
『トレック』のクロスバイクは、楽しみたいフィールドに合わせたラインナップが展開されています。どのモデルが良いか選ぶときは、まず利用シーンを思い浮かべてみましょう。主な利用シーンに合ったクロスバイク選びのコツをご紹介します。
通勤・通学などの街乗り
通勤・通学などの街乗りには、スタンダードで乗りやすいモデルがおすすめです。疲れにくいハンドルやサドルなどの乗り心地の良いパーツにこだわっており、街を快適に走り抜けることができます。
ディスクブレーキを搭載しているモデルなら制動力に優れているので、発車・停止を繰り返す街中でも小回りが効きますよ。雨が降っても制動力が落ちないのも、街乗りに嬉しいポイントです。
ロングライドを楽しむ
ロングライドを楽しみたい方や、長距離サイクリングでフィットネスしたい方は、乗り心地やスピード感を重視して、モデルを選んでみましょう。
『トレック』のクロスバイクには、カーボンフレームを使用した軽量モデルもあり、スピーディーで軽やかな走りを実現してくれます。
独自の衝撃吸収素材やテクノロジーが詰まっており、ロングライドにぴったりのモデルを見つけられるはずです。
オフロードなど不安定な道を走る
『トレック』のクロスバイクには、舗装されていないオフロードに適した車種もあります。不安定な道も快適に走ることができるように、サスペンションや太いタイヤなどを搭載しているのが特徴です。
マウンテンバイクよりもスタイリッシュにオフロードを楽しむことができます。
ディスクブレーキが搭載されているか
ディスクブレーキが搭載されているモデルは、制動力に優れています。操作性能にこだわりたい方や街乗りを楽しみたい方には要チェックのパーツです。
サイクリングやオフロードでもディスクブレーキが活躍するので、搭載されているクロスバイクのほうが安全で快適にクロスバイクを楽しめますよ。
E-bike仕様か
クロスバイクのラインナップには、E-bike仕様のモデルも販売されています。
E-bikeとは電動アシスト機能を搭載した自転車のことで、ペダリングをサポートしてくれます。クロスバイクを楽しみたいけど体力に自信がない人や、少ない力で快適に自転車を楽しみたい人におすすめです。
『トレック』のE-bikeは、長寿命バッテリーを搭載しているので、長時間のサイクリングでも活躍してくれます。
【トレック】のおすすめクロスバイク8選
『トレック』のクロスバイクのラインナップから8つのモデルをピックアップしました。モデルごとの特徴に注目して、利用シーンや重視したい性能に合ったモデルを見つけてくださいね。
FX 1 Disc
“FX 1 Disc”は、ディスクブレーキを搭載したモデルです。コンディションを問わず制動力を発揮するので、雨の日でも利用することの多い通勤・通学用として活躍してくれます。
サイクリングやフィットネスにも使える機能性を持っているのも魅力です。21段変速や軽量なアルミフレームは、長距離のライドでも軽やかな走りを実現してくれますよ。
FX Sport 6
“FX Sport 6”は、『トレック』のクロスバイクのなかで最も軽量なモデルです。『トレック』のロードバイクにも引けを取らない性能で、まるでロードバイクに乗っているかのようなスピーディーな走りを楽しめます。
軽さにこだわったカーボンフレームや手への負担を軽減するハンドルバーによって、快適性にも優れています。
センサーやライトなどアクセサリーが取り付けやすくなっているので、必要なアクセサリーをカスタマイズして、自分好みのフィットネスバイクにアレンジしてみましょう。
FX LTD
『トレック』のクロスバイクにはスポーティなモデルが多いなか、“FX LTD”はクラシックなデザインが特徴です。
『トレック』40周年を記念したクロスバイクで、古き良きデザインを取り入れつつ、軽いアルミフレームやパーツにこだわり、走行性・快適性も備えています。
走りはもちろん、ビンテージなデザインのクロスバイクが欲しい方はぜひチェックしてください。
Dual Sports 2
“Dual Sports 2”は、路面コンディションに影響されない力強いクロスバイクです。路面の衝撃を吸収するサスペンションフォークや安定感のある太めタイヤなど、オフロードを走り抜ける性能が充実しています。
オフロードで取り付けておきたいラックやフェンダーに対応したマウントも搭載されていますよ。街乗りやサイクリングだけでなく、オフロードも楽しみたい方は必見のモデルです。
Marlin 6
“Marlin 6”は、“Dual Sports 2”よりもさらにオフロードに最適化されています。
マウンテンバイクのような乗り心地を実現できるように開発され、サスペンションフォークに加え、ディスクブレーキや2×8速ドライブトレインなども搭載されているのが特徴です。自転車をオンロードや街乗りで乗りたい人に考慮した機能も付いています。
サスペンションをロックする機能やラック・キックスタンドマウントなど、楽しみ方に合った乗り心地にできるのも嬉しいポイントです。
Marlin 7 Women’s
“Marlin 7 Women’s”は、女性向けにデザインされたマウンテンバイクライクなモデルです。小柄な女性でも乗りやすいように、フレームの形状にカーブを加えるなど工夫が施されています。
オフロードに強く、サスペンションやディスクブレーキも搭載されているのが特徴です。未舗装路を力強く走り抜けたい女性は、ぜひ乗ってくださいね。
Allant+8
“Allant+ 8”は、E-bike仕様ながら、スタイリッシュな見た目が魅力のクロスバイクです。バッテリーをフレーム内に隠すことができるので、バッテリー部の厚ぼったい印象がなく、通勤・通学などの街乗りでもクールに映えますよ。
長寿命バッテリーや最高時速24kmのドライブシステムなどのパワフルな性能は、快適なライティングを実現してくれます。
Verve+ 2
“Verve+ 2”は、E-bike仕様のクロスバイクであり、アクセサリーが充実しているのが特徴です。前後のライトやフェンダー、リアラックを搭載しているので、すぐにでもサイクリングに出かけられますよ。
電動モーターは、最高で時速24kmを維持でき、快適な走行をサポートしてくれます。1回の充電で最高100kmを走ることができるバッテリーも魅力で、ロングライドにもおすすめです。
【トレック】のクロスバイクで様々な自転車スタイルを楽しもう!
アメリカで生まれた自転車メーカー『トレック』は、クロスバイクやロードバイクなど自転車を幅広く展開し、クロスバイクのラインナップも充実しています。
利用シーンに合わせたモデルが販売されているので、クロスバイクをどのように楽しみたいか考えて、モデルを選んでみましょう。
『トレック』のおすすめクロスバイクを参考にして、思い思いの自転車スタイルを楽しんでくださいね!