バレエのレッスンで上手に踊るためにとても大事なアイテム「バレエシューズ」について紹介します。キッズたちがバレエ教室でレッスンに集中できるように、体に合うバレエシューズを見つけましょう。
バレエシューズの基本とは?素材・色・ソールなど4つの疑問にお答え!
舞台の上で妖精のように軽やかに舞うバレリーナですが、熟練したバレリーナの舞は同じ人間の体なのかしら、と思うほど美しいものです。
そんなバレリーナに憧れてバレエ教室の門をたたく小さな子供とその家族は後を絶ちません。バレリーナになって欲しいとまでは思わないけれど、美しい身のこなしができる素敵な女の子、男の子になって欲しいと思いバレエ教室への入門を検討される家族もたくさんいます。
ここでは、バレリーナの美しい踊りを支える、バレエシューズについてご紹介します。見た目以上に激しいバレエの動きを支えるバレエシューズ選びはとっても大事です。バレエの上達のためにも、体の安全のためにも、体に合ったバレエシューズを選びましょう。
素材やソール、ちょっとしたサイズの違いで、その履き心地、踊りやすさは大きくかわります。バレエ初心者の方にも分かりやすいよう、一つずつご紹介していきます。
トゥシューズは履かないの?
バレエというと、一見どうやって立っているのだろうと思わせる、つま先立ちで踊っているイメージがありませんか?あの、つま先立ちを支えているのが、「トゥシューズ」と呼ばれるバレエ独特のシューズです。
光沢のあるサテン生地でできていて、見た目はほっそりとしているトゥシューズ、しかし、つま先の部分はバレリーナを支えるためにしっかりと樹脂等で固められています。
つま先を支えるのが、トゥシューズのつま先の部分です。しかしながら、いくらトゥシューズがつま先立ちをサポートしてくれるとは言っても、バレエを習い始めたばかりの子どもがいきなり、トゥシューズを履いてつま先立ちをすることは不可能です。
トゥシューズを履いて踊れるようになるまでには、普段のレッスンで、しっかりと体をつくる必要があります。練習を重ねることによって、体幹がしっかりし、また、足首も強くなります。バレエの先生の判断で、「もうトゥシューズをはいても大丈夫」となって初めてトゥシューズを履くことができるのです。
トゥシューズを履けるようになっても普段の練習はバレエシューズや裸足で練習します。日本の教室では、通常バレエシューズを使っています。まずは、足の形にあった、履きやすいバレエシューズを見つけることから始めましょう。
バレエシューズの素材って?
バレエシューズの素材は主にキャンバス生地と革、それからサテン生地の3種類があり、それぞれ特徴が異なります。
キャンバス生地
一番スタンダードで、多くのバレリーナが使っているのが、キャンバス生地でできたバレエシューズです。キャンバス生地の主な素材は綿、メーカーによってはライクラなど伸縮性に富んだ生地をシューズの一部に使用しているものもあります。
キャンバス生地のバレエシューズは生地が柔らかいので足なじみが良く、また、価格も手頃です。
革の生地
牛や豚の革で作られたバレエシューズも愛用者が多くいます。革のバレエシューズは、耐久性が良く、使っているうちに足の形にあわせて革が伸びてフィット感が増してきます。また、教室の床素材にもよるので一概には言えませんが、他の素材よりも滑りにくいです。
サテン生地
サテン生地のバレエシューズは主に発表会などの舞台用です。つやつやとして見た目にとてもきれいですが、耐久性が低いので、普段の練習には向きません。
日本では普段の練習でサテン生地のバレエシューズを使っているところはほとんどないので、サテンのシューズはかわいらしいですが、残念ながら、初めの1足としては不向きです。海外のバレエ学校であれば、普段から使用しているところもあるようです。
フルソールとスプリットソールはどちらが良い?
続いてバレエシューズのソール(シューズの地面につく部分)についてです。バレエシューズのソールは、大きく分けて「フルソール」と「スプリットソール」の2タイプがあります。
初心者にはフルソールをおすすめします。フルソールの方が反発が大きいので、足先で「地面をつかむ」感覚や筋力を鍛えるのに向いています。スプリットソールの方が足の形に添いやすく履きやすいのですが、早く上達するためにはフルソールを選びましょう。
女の子はピンクが基本?黒は男の子用?
バレエシューズには、ピンク、フレンチベージュ、ブラック、ホワイトなどがあり、基本的には、男の子がブラック、女の子はピンクもしくはフレンチベージュです。
コンテンポラリーバレエや大人のクラスでブラックタイツを履く女性がブラックのバレエシューズを使用することもありますが、女の子のバレエシューズはピンクもしくはフレンチベージュを選びましょう。
習いたてのキッズにおすすめのフルソールバレエシューズ3選
第3位【カぺジオ】バレエシューズ フルソール 革製
老舗バレエ用品メーカーの高級バレエシューズです。革製なので、使っているうちに足の形になじみ、滑りにくくとても踊りやすいです。内側がお花柄でとてもかわいらしいです。バレエ以外のピアノやリトミック教室などのお稽古事にも向いています。
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第2位【チャコット】ウォッシャブルバレエシューズ
とても足なじみの良い生地が使われています。想像以上に体力を使うバレエのレッスンでは汗もかきますが、普通のバレエシューズは洗うことができません。チャコットのこのバレエシューズは洗うことができるので夏場の使用におすすめです。
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第1位【サンシャ】フルソール布製バレエシューズ4C
老舗バレエ用品メーカーの布製バレエシューズで、プロのバレリーナにも愛用者が多いメーカーです。キッズ用は足の甲のゴムが一本なので、小さなお子さんでも楽に履けます。
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中級の子に!スプリットソールバレエシューズおすすめ5選
第5位【zee-max】スプリットソールバレエシューズ
リピーターが多いお手頃価格のスプリットバレエシューズです。
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第4位【Ashiya Cantik】キャンバススプリットシューズ
履き口にゴム紐がなく、すっきりと楽に履けるバレエシューズです。足先は2重に生地を合わせているので汗を良く吸い、丈夫ですよ。
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第3位【サヨリ】つま先レザー・バレエシューズ
ピンク色がとってもかわいい前革のバレエシューズです。革の部分は合皮ですが、厚手の造りで、足先をしっかりと保護してくれます。
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第2位【イーバレリーナ】刺繍付き全革バレエシューズ
耐久性の良い全革のバレエシューズです。刺繍がかわいらしく、小さな子に人気のモデルです。
脱げにくい設計で、レッスンに集中できます。
第1位【トレジャーハッピー】バレエ用品 布製スプリットバレエシューズ
伸びの良い生地で作られているバレエシューズで、やわらかく肌あたりも優しいです。とても踊りやすいシューズで、少しバレエのレッスンが楽しくなってきた子におすすめです。
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普段使いできる!人気のかわいいバレエシューズもチェック
バレエシューズ 子供
バレエシューズにお花がついたかわいいデザインが特長です。お稽古事の上履きや、お家の中で上履きとして利用できます。かわいいもの好きの女の子にぴったりです。
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【セスト】キッズ バレエシューズ 女の子
こちらは外でも履けるカラフルなバレエシューズです。レッスンの行き帰りもバレリーナ気分ますよ。
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インターネット購入はお得!でもサイズに注意
インターネットでは従来よりも手頃な価格でバレエシューズを購入することができ、とても便利です。しかし、インターネット購入での唯一の懸念は、シューズのサイズです。
バレエシューズはメーカーにもよりますが、普通の靴の採寸とは違い、通常「捨て寸」が設けられていません。ですから、通常の靴と同じサイズのバレエシューズを購入したのに、サイズが合わないということが出てきてしまいます。
そこで、インターネットでバレエシューズを購入する際は、足のサイズを測ってから買うことも大事ですが、無料で返品できるショップから購入することをおすすめします。
ショップによっては、事前にサイズ合わせ用のシューズを何足か送ってくれるところもあるので、賢くショップのサービスを利用してくださいね。
キッズ用バレエシューズを正しく選べばレッスンが楽しく
バレエシューズは踊る体を支える大事なアイテムです。バレエシューズの選択肢はいろいろありますので、履きやすい一足を見つけましょう。
その際に一番大事なのが、サイズです。サイズが小さいと、踊っているうちに足が痛くなってしまいますし、サイズが大きいと脱げてしまうことがあります。また、つま先が余ってしまうととても踊りにくく、子供がレッスンに集中できなかったり、怪我をしてしまう可能性があります。
シューズ代が気になる場合は、手頃な価格のものを選び、子供の成長に合わせてこまめに買い替えることをおすすめします。お気に入りのバレエシューズで楽しくレッスンができると良いですね。