ロードバイクウェアを選ぶときは、機能性を重視したウェアがおすすめです。ただ、快適な走りを求めるだけでなく、色やデザインなどのおしゃれさも気になるところ。この記事では、おしゃれなロードバイクウェアをブランド別に特徴とともにご紹介します。
ロードバイクウェアとは
ロードバイクウェアとは、ロードバイクやマウンテンバイク、クロスバイクなどに乗る際に着用するサイクルウェアのことです。サイクルウェアは、一般的なスポーツウェアと比べると身体にフィットしています。
空気抵抗や汗をかいたときの速乾性、前傾姿勢に合わせたシルエットなど、サイクルウェアには、サイクリングをする人を機能面と安全面からサポートする役割を担っています。
そして、様々なブランドから機能性に優れたウェアが発売されています。
ブランドのロードバイクウェアがおすすめの理由
ロードバイクウェアは、ブランドのウェアやノーブランドのウェアまで様々なところから発売されています。そのなかでも、ブランドのウェアがおすすめの理由を以下に解説します。
吸汗性・速乾性・伸縮性などの機能面が優れている
ブランドのウェアは、バイクに快適に乗れるような機能性に優れた素材やデザインになっています。
バイクに乗るためのウェアは、空気抵抗を減らすために身体にフィットしたシルエットになっています。トップスは、バイクに乗る際の前傾姿勢に合わせて後ろの裾が長く作られています。さらに、背中側に携帯電話などの小物が入れられるポケットがあるなど、便利な機能も。
パンツは、伸縮性がない素材ですと動きづらく快適ではありません。ペダルを常に漕ぐために、動きやすい伸縮性のあるものであることが重要です。
さらに、パンツには、長時間のライドでもお尻が痛くならないようにパッドが入っており、脚にフィットするシルエットでチェーンなどに絡まないように安全面にも優れています。
また、夏場はもちろん冬場でも汗をかくため、ウェアには汗冷えを防ぐために速乾性も求められます。他にも、ブランドのウェアには、日焼けを防ぐための紫外線効果なども充実したものが多いのが特徴です。
デザインが豊富で優れている
有名ブランドのウェアは、デザインに気を遣ったものが多く、色使いもカラフルなものやシックなものまで幅広くあります。
機能性や安全性のある素材、シルエットを追求するだけでなく、おしゃれなものやカッコいいものを取り扱っているのが有名ブランド。
サイクリングに機能性だけでなく、見た目も重視したい方は、ブランドのウェアがおすすめです。
アフターサービスが充実している
有名ブランドのウェアの多くは、修理などのアフターサービスがあり、ウェアにトラブルがあったときに対応してくれます。ブランドによっては、一定の保障期間を設け、その期間内であれば無料で修理に対応してくれるサービスを提供。
お気に入りのウェアを長く着たい方は、アフターサービスがついているブランドのウェアを選ぶのがおすすめです。
ロードバイクウェアの選び方
次に、ロードバイクウェアはどのようなポイントに注意して選べばよいのかを解説します。ウェア選びに悩んでいるかはぜひ参考にしてみてください。
半袖を買って他のアイテムで調整する
スポーツウェアを選ぶ際、「夏は半袖」「冬は長袖」と思いがちですが、バイクの場合は異なります。
ロードバイクウェアのトップス(ジャージ)を選ぶときは、まず半袖を購入しましょう。自転車に乗るとき重ね着をするのが基本なので、気温によってアームウォーマーやインナーウェアで対応します。
先ほども少し触れましたが、バイクに乗っていると冬でもかなり汗をかきます。そのため、長袖を着ていると暑いと感じることも多いのです。
初めは半袖を1枚用意して、季節や気温に合わせて他のアイテムで調整し、必要だと感じた場合に長袖を買い足すとよいでしょう。
走行スタイルを意識して選ぶ
ロードバイクの乗り方は様々です。街でカジュアルに乗りたい場合、本格的なウェアは似つかわしくありません。ブランドでも、カジュアルな街乗り用のデザインのものを取り扱っているところもあります。
速く走りたい、ロードバイクを本格的に楽しみたい方は、快適な走りに合わせたウェアを選ぶとよいでしょう。ブランドのロードバイクウェアには、本格的な走りを求める方にぴったりなウェアがたくさんあります。
空気抵抗を考えて身体にフィットするものを選ぶ
ロードバイクは、空気抵抗をできる限り抑えるために、前傾姿勢になるようなフレーム設計になっています。
この特性を最大限に生かすためには、ウェア選びが重要です。ウェアを選ぶ際には、風の抵抗を受けないように、身体にフィットしたシルエットかチェックしましょう。サイズは自分の身体に合ったものを選ぶのがポイントです。
ぴったりするのが好きではないからと、大きめのサイズを選ぶと余計な風の抵抗を受けることになってしまいます。また、安全に走るため、チェーンやギアにウェアが引っかからないようなデザインのものを選ぶのも重要です。
吸汗性・速乾性・伸縮性などの機能性に注目して選ぶ
先ほども解説しましたが、快適に走行するためには機能性に優れたウェアを選びましょう。
自転車を漕いでいるときでも、汗をしっかり吸ってくれてすぐに乾く吸汗性のあるウェアなら、快適にロードバイクを楽しむことができます。
機能性が備わったウェアを着ることで、より快適なサイクリングが楽しめるのです。
ブランドやデザインにこだわって選ぶ
ブランドのウェアは、おしゃれなデザインのものや、性能面にも優れているものが多いです。
サイクリングを楽しむためには、機能性だけでなくデザインにもこだわってみたいもの。おしゃれなウェアを着ていると、気分も高まるのではないでしょうか。
レディースに人気のロードバイクウェアブランド
機能性やデザイン性に優れたブランドのロードバイクウェは、多くのブランドから発売されています。今回は、1枚は持っておきたい半袖のジャージを男女別におすすめします。
ONYONE(オンヨネ)
新潟県に本社を構える『ONYONE』は、1968年7月創業のアウトドアやスポーツカジュアルウェアを製造・開発している会社です。
主に、スキーウェアが有名ですが、スノーボードやサイクルウェアなど幅広いスポーツウェアを手掛けています。
サイクルウェアに関しては、アンダーウェアやアウター、手袋やソックスなどの小物など、機能性の高いアイテムを取り揃えています。
レディスプリントジャージ
裾のほうに広がるカラフルな花々が目を引くデザインです。袖を通すと高揚感が増し、楽しい気分で走れそうですね。
素材は吸汗速乾性に優れ、気になる汗のニオイを軽減す消臭機能も備わっています。バックポケットに再帰反射ロゴプリントを搭載することで、視認性を向上させます。
開発から縫製まで安心の国内生産なので、品質にこだわる方におすすめできるウェアです。
PEARL IZUMI(パールイズミ)
1950年に設立された『パールイズミ』は、日本を代表するサイクルウェアのメーカーです。プリントから縫製まで一貫して国内で行う、確かで安心さが魅力で、トップアスリートも好んで着用しています。
近年はおしゃれなウェアも多く、デザイン性も豊富になっていています。
UV プリント ジャージ
日焼けや疲れの原因となる紫外線をカットしてくれる素材で、夏のサイクリングでも快適な半袖ジャージです。
汗をしっかり吸ってくれ、瞬時に乾かす吸汗速乾性と、嫌なニオイの発生を抑える素材なので、汗をかいても安心。袖の内側にシリコン加工を施して、ずり上がりを防ぐなど快適な着心地にも配慮したデザインです。
すっきりしたシルエットで、スポーティーに着こなせるフィット感と、明るい気分になれそうなプリントが魅力的なウェアです。
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KAPELMUUR(カペルミュール)
こちらの『カペルミュール』も日本のブランドです。オーダーサイクルジャージの制作をしていた『ウェイブワン』が2009年に設立しました。
「街でも着られるウェア」をコンセプトにしたおしゃれなウェアは、多くの人に人気です。
レディース半袖ジャージ チェックプリント ピンク
肩から袖にかけて入っている大きなチェック柄が印象的なデザインのウェアです。優しくフェミニンな色は、派手すぎず街に溶け込むカラー。
UPF20の優れた紫外線防止機能のある素材は、吸汗・速乾性にも優れています。汗を素早く吸いすぐに発散するので、肌がべたつかずサラリとした着心地。
背中には3分割になっているポケットがあるため、小物を分けて収納できて便利です。
le coq sportif(ルコックスポルティフ)
1882年創業のフランスの老舗スポーツブランド『ルコックスポルティフ』は、フランスでおしゃれな国フランスならではの、魅力的なデザイン性や色使いが特徴です。
伝統と斬新さを融合した高いファッション性ウェアが、世界中に多くのファンを魅了します。
カジュアルジャージ / Casual Jersey
普段着としても使えるスッキリしたシルエットが特徴のウェアです。洋服に近いシンプルなデザインなので、自転車にカジュアルに乗りたい方におすすめ。
2色使いのデザインで、街乗りやサイクリング以外のスポーツでも着られるウェアです。背中についている、おしゃれなストライプのポケットがポイント。吸汗速乾性にも優れています。
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reric(レリック)
2006年創業のサイクルウェアブランド『reric(レリック)』は、プロのアスリートの声を取り入れながら、スタッフが自ら着用して細部にこだわったウェア作りをしているブランドです。
長時間着用することが多いウェアだからこそ、身体への負担をおさえることが大切だと考え、動作工学に基づいて運動中の姿勢や身体の動きを研究し、快適な着心地のウェアを作り出しています。
ウィメンズ クルックス スタンダードジャージ
アシンメトリーな配色が魅力のウェアです。ドットやストライプを使い、可愛らしさとシャープさが融合した特徴的な見た目。斜めに入ってるラインが峠道のようにも見える、想像力もかきたてる楽しいデザインになっています。
身頃のファスナーが肌に当たらないように襟元にタグを付けたり、走行中に裾がめくれないようにゴムを装着したりとの機能面も充実。バックポケットはファスナー付きなので、携帯電話などの小物を入れても安心です。
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メンズに人気のロードバイクウェアブランド
次にご紹介するのは、男性におすすめのウェアです。こちらも、使い勝手が良い半袖ジャージを厳選して集めてみました。
SHIMANO(シマノ)
1921年に大阪で創業された『シマノ』は、日本だけでなく世界最大手の自転車パーツメーカーです。機能性と快適性に優れたウェアは、ロードバイクを知り尽くしたメーカーだからこそ。
最新科学を導入し、プロチームと共同開発を行って機能性の良い高品質なウェアを作っています。シンプルで着心地の良いウェアは、幅広い世代に人気です。
CW-JSPS-TS11M
ストレッチ性と柔らかさを兼ね備えたイタリア製の生地を採用し、インナーメッシュとの特殊二重構造によりウェアの中の環境を快適なものにしたウェアです。
収納力たっぷりのマルチ7バックポケットが、ロングライドに大活躍。360度のリフレクターや、後部にある反射パーツで安全面にも配慮しています。
快適さと多機能ポケット、機能性を兼ね備えた贅沢な雰囲気のウェアです。
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BIKOT(ビコット)
1957年に京都で創業した『きゅうべえ』が展開するオリジナルブランド『BIKOT(ビコット)』は、機能性と快適性にこだわったブランドです。
日本が誇る和柄を使い、その要素を大事にしながらポップでカラフルなデザインのウェアを作っています。
BIKOTオリジナルジャージ 桜紗綾形
「卍(まんじ)」の字を斜めにして繋げた文様、紗綾形のウェアです。紗綾形は、絶えることがなく長く続く“不断長久”を意味する模様で、繁栄や長寿を願う大変縁起の良い柄とされています。
汗を素早く吸って即座に発散してくれる吸汗速乾性に優れた生地で、汗が戻ることがないため、走行中も快適です。さらに、UVガード機能搭載なので、皮膚トラブルや熱中症などの原因となる紫外線をカットします。
日本古来の和柄を身に纏い、颯爽と走行するカッコよさが目に浮かびそうなウェアです。
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Rapha(ラファ)
2004年にイギリスのロンドンで設立された『ラファ』は、デザイン性の高さで知られているサイクルウェアブランドです。
高い機能性も兼ね備えた、おしゃれに敏感なサイクリストに大人気なウェア。デザイン性だけでなく、あらゆるライドを想定して作られていることから、上級者から初心者まで花拾いファンがいます。
メンズ プロチーム トレーニング ジャージ
リアポケットのロゴがポイントのウェアです。軽量で通気性と吸汗性に優れた素材を使用しているため、汗をかいても快適さを維持。
バックパネルには、日焼け止め効果のある編み生地を使用し、熱中症や疲れから身体を守ります。小物を入れるのに便利なポケットは、マチ付きなのでたっぷりの収納力です。
被視認性を高める反射素材ストライプで夜間走行も安心。さらに、袖と裾にゴム製のグリッパーを備えることで、心地良いフィット感を実現しました。さらに、裾のグリッパーには、プロチームのロゴのシリコンが内蔵されているため、ウェアのずれをおさえます。
シンプルなデザインでありながら、洗練されたおしゃれさを感じさせる『ラファ』ならではのウェアです。
PEARL IZUMI(パールイズミ)
レディースにおすすめのブランドでもご紹介した『パールイズミ』です。
プリント ジャージ
ベーシックな色とシルエットに、着た瞬間に心が躍るようなプリント柄を施したウェアです。発色の鮮やかさが目を引くカッコ良さで、いつまでも走れそう。
吸汗速乾性に優れた素材で、夏のライドも快適に。さらに、紫外線をカットする素材なので、日焼けや疲れから身体を守ってくれます。嫌なニオイの発生を抑える抗菌防臭加工を施し、汗をかいても安心です。
裾のシリコン加工でずり上がりを防ぎ、バックのポケットが快適な走行をサポートします。セットで着用できるパンツもあるので、コーディネートしてみるのもおすすめです。
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DECOJA(デコジャスポーツ)
サイクルジャージの新ブランド、『デコジャスポーツ』は、日本でデザインし日本で設計している高品質なウェアを取り扱っています。
和歌山県ですべてのプリント作業を一枚ずつ丁寧に手作業で行い、高品質なウェアを目指しています。快適なウェアを作るため、数千キロに及ぶテストを日々行っています。
入門モデルからレーサーモデルまで、幅広い品揃えがあるので、自分に合ったウェアを選ぶことができます。
DECOJA 半袖ジャージ ツキヨミ(24600)
『DECOJA』がある、和歌山県の紀州の梅をモチーフにしたデザインのウェアです。黒地に淡いピンク色の梅が映えたシックな見た目。
梅の柄は、背中にも入っています。背中の梅は、腰のあたりに散った花があり、細部までのこだわりを感じるデザインです。
背中の3つのポケットや袖口の滑り止めなど、機能性も充実しています。さらに、サイド部分にリフレクターを装備しているので、夜間の走行も安心です。
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ロードバイクウェアはブランドにこだわってみよう!
サイクルジャージには、空気抵抗を抑えたり、前傾姿勢をとっても背中が出にくい、バックポケットがある、反射素材を使って視認性を高めているなど、ロードバイクに乗る際のいろいろなメリットがあります。最初は躊躇していても、一度着ると手放せなくなるという人も少なくありませんよ。