柔道着おすすめランキングTOP12！練習用と試合用の違いとは？

柔道着選びは、馴染みがないと難しいものです。一見すると同じようでも、メーカーや素材、規格、織り方など様々な要素があり、細部が異なります。そこで今回は誰でも最適な柔道着を選べるように、柔道着選びのポイントや目的・習熟度別のおすすめ柔道着をご紹介します。

柔道着の選び方ポイント

柔道着を選ぶときには「サイズ」「素材の違い」「IJF規格」「メーカー」の4つのポイントを意識する必要があります。

ひとつずつ見ていきましょう。

体にジャストフィットするサイズを選ぶ

最初に意識したいのが「サイズ」です。柔道着は、普通の服以上に体にピッタリ合うサイズを選ばなくてはいけません。

「体が多少大きくなっても着られるように」と大き目のサイズを選んでしまうと、対戦相手に袖や襟を掴まれやすくなってしまいます。逆に、相手が掴みにくいように小さなサイズを選んでしまうと、今度は自分が動きにくくなって本末転倒です。

また、相手と組み合う高さまで腕を上げたときに、手首が袖で覆われていなければならないなどの大会でのルールもあり、故意に対戦相手を不利にするサイズは禁止されています。

日々の練習の段階から自分の体にジャストフィットする柔道着を着て、慣れておきましょう。

素材の違いを理解する

柔道着は、主に綿かポリエステル、あるいはその混合を素材にして作られています。素材によって着心地や洗濯後の縮み具合、乾き方が異なりますので、注意しなければいけません。

例えば、綿は肌触りが良いため着心地に優れていますが、洗濯後に縮みやすく乾きが遅いという特徴があります。一方、ポリエステルは洗濯後にあまり縮まず乾きも早いですが、着心地は綿に比べて劣っています。

素材による違いのなかでも、洗濯後の縮みについてはサイズに直結しますので、特に意識するようにしましょう。商品によっては、事前に洗濯で何%ほど縮むか記載されているものもあります。

試合に出るならIJF規格を満たしたものを選ぼう

もし将来的に試合へ出る可能性があるのなら、IJF（International Judo Federation：国際柔道連盟）規格を満たした柔道着を選ばなければいけません。

IJF規格は国際柔道連盟により定められた公式戦用の柔道着規定で、柔道着のサイズ・色・素材・生地の織り方・強度などを厳密に指定しています。

国際大会はもちろん、国内の主要な大会ではこのIJF規格を満たした柔道着を着用していないと、参加できません。ちなみに、IJF規格を満たした柔道着には公認マークがついているため、一目で確認できます。

練習や学校の授業用であれば、IJF規格を満たしていなくても問題ありません。しかし、大会へ出場する可能性がある方は、着心地に慣れるように練習時からIJF規格のものを着ておくほうが良いでしょう。

メーカーにもこだわろう

「九桜」「MIZUNO」「adidas」などを筆頭に、柔道着は多数のメーカーから販売されています。メーカーによって特徴が異なり、強度に自信のあるメーカー、着心地に定評のあるメーカー、IJFの公式スポンサーのメーカーなど様々です。

初心者や授業で使うための柔道着であれば、メーカーまで意識する必要はあまりありません。ただ、試合出場を視野に入れた方は信頼できるメーカーのものを選択しましょう。選手の間では、九桜とMIZUNOの柔道着が特に人気です。

初心者や授業でおすすめの柔道着TOP6！

それでは、おすすめの柔道着をご紹介します。まずは、初心者や学校の授業に適した柔道着です。

第6位【ジ-ライク】柔道 3点セット 柔道着上下+帯セット

最初にご紹介するのは『ジ-ライク』の「柔道 3点セット 柔道着上下+帯セット」です。柔道着の上下と帯がセットになっており、この商品を買うだけで一式揃います。

素材は綿100%です。道着を専門に作っている『ジ-ライク』の柔道着だけあって、生地の仕上がりも上質です。

第5位【京都東山堂】P/C 柔道着3点セット

『京都東山堂』の「P/C 柔道着3点セット」も道着上下に帯の付いた3点セットで販売されています。3,000円ほどと他の道着に比べて安いのですが、それでいて一定のクオリティは保った商品です。

素材はポリエステル65%・綿35%の比率で、洗濯後の縮みを抑え乾きも早くしています。とにかく安い柔道着が欲しいという方はこちらの商品が最適でしょう。

第4位【ミツボシ】柔道 MZ-Ⅲ 学校正課用柔道衣(上衣+ズボン+帯)

学校の授業用として販売されているのが『ミツボシ』の「柔道 MZ-Ⅲ 学校正課用柔道衣(上衣+ズボン+帯)」です。

こちらも先ほどの商品と同様に、道着上下と帯の3点セットかつポリエステル65%・綿35%の生地が使用されています。丈夫さと軽さが売りの商品です。

第3位【MIZUNO】＜愛校＞正課用（上衣・パンツ・帯セット）晒 22JG5A9001

国際柔道連盟のオフィシャルスポンサーである『MIZUNO』が、授業用に販売しているのが「＜愛校＞正課用（上衣・パンツ・帯セット）晒」です。こちらもポリエステル65%・綿35%かつ柔道着上下と帯がセットになっています。

『MIZUNO』が販売しているという安心感が売りです。少し値段は高めとなっていますが、授業用に信頼できるメーカーの柔道着が欲しいのであれば、こちらの商品が最適でしょう。

第2位【ボディメーカー】柔道着 TA013

着心地の良い初心者用柔道着をお探しの方には『ボディメーカー』の柔道着をおすすめします。綿100%で作られているので肌触りが良く、それでいて耐久性にもこだわられている柔道着です。

また、生地が柔らかいため動きの邪魔になりません。楽天ランキングで1位になったこともある大人気商品です。

第1位【YIN SHENG】柔道3点セット 柔道着上下+帯セット

初心者や授業用におすすめの柔道着ランキングの栄えある1位は『YIN SHENG』の「柔道3点セット 柔道着上下+帯セット」です。綿100%、上下帯3点セット、道着専門メーカーの『YIN SHENG』が作っているなど基本的な部分をすべて押さえていながら、4,000円以下という低価格を実現しています。

Amazonの「柔道着上下セット」カテゴリーでも不動の1位です。迷ったらこの柔道着にしておけば間違いないでしょう。

中級者以上におすすめの柔道着TOP6！

次に、試合出場の可能性もある中級者以上におすすめな柔道着をご紹介します。

第6位【ナイスガイ】柔道着 Middle class 競技用 NGMU-160cm/3号 上衣 NGMU-30 白 160cm/3号

『ナイスガイ』は、元世界柔道選手権優勝者の須貝等（すがい ひとし）さんが開発した柔道着ブランドです。「柔道着 Middle class 競技用」は、安価でクオリティの高い柔道着を目指して製造されました。

ただし競技用となっていますが、IJF規格を満たしていると明記されていません。「IJF規格を満たした柔道着で毎日練習するのは経済的に厳しい…」という方の日々の練習用におすすめです。

第5位【adidas】メンズ 上下セット 柔道着 IJF認定 国際柔道連盟公認 学柔連対応モデル JIJF

こちらの『adidas』の柔道着は、IJF規格を満たした商品です。左腕の上部に『adidas』のロゴが入っています。

他の商品と比べてかなり高価なのがネックですが、有名メーカー『adidas』から販売されているため、製品の質には安心できます。高くても良い柔道着が欲しいという方におすすめです。

第4位【MIZUNO】『全柔連・IJF新規格基準モデル』柔道衣(優勝/上衣) 22JA8A0101

『MIZUNO』の「柔道衣(優勝/上衣)」は、日本代表も着用している最上位クラスの柔道着です。IJF規格も当然満たしており、国際大会でも使用できます。

この柔道着は、ある程度熟練した実業団や大学・高校生向けに販売されています。プロ仕様の柔道着を着用したいという方は検討してみましょう。

第3位【九桜】IJF 白 柔道衣 JOEX

第3位は『九桜』の「柔道衣」です。上衣はポリエステル30%・綿70%の混合型で、下衣は綿100%の素材となっています。

比較的安価かつクオリティが高く、多くの方におすすめしたい柔道着です。

第2位【ライナースポーツ】【全柔連新規格対応】柔道着上下セット MODEL『Ｋ ケイ』 ※帯なし

『ライナースポーツ』が販売している「柔道着上下セット MODEL Ｋ」は、中級者から上級者に向けの柔道着です。他のメーカーと比べて太めに作られており、特徴的な着心地をしています。

なお、帯は付属していないため、別途用意するようにしましょう。

第1位【九桜】IJF ブルー 柔道衣 JNF

中級者以上の方におすすめする柔道着ランキング1位は、『九桜』の柔道着です。こちらの柔道着は、質の高い柔道着を製造していることで有名な『九桜』が、最高傑作と公言して販売しています。

IJF規格を満たすことはもちろん、規格のなかで選手達がどれだけのパフォーマンスを発揮できるかに着目して開発されました。この柔道着ひとつであらゆる大会に対応可能です。試合で使える柔道着を探している全ての方におすすめします。

目的に合わせてぴったりな柔道着を見つけよう！

柔道着を選ぶときは、試合に出る可能性があるかどうかで選び方が変わります。試合に出るのなら「IJF規格」を満たさなければいけません。

そのほか「サイズ」「素材」「メーカー」を意識することで、最適な柔道着と出会える可能性がグッと高まります。このページを参考に、ぜひ理想の柔道着を探してみてください。